“人間ドック”
52歳で肺がんで亡くなった友人を切っ掛けに毎年、人間ドックを受けています。
特に高血圧・メタボ・目の心配もなく、毎年 行事のごとくやっていましたが、
2013年10月、長い結果報告最終行に “膵臓に疑いがあり精密検査の必要” と・・・
腰が抜け、声が出ない!
よりによって、膵臓!
最短での検査予約を取り、その後は家族でネット検索が続く。
それまで膵臓のハッキリとした位置や形も知らず、専門用語も分からない。
現代では血液検査でほとんどの癌が見つかると言われているが、全体の80%程度。
私は残りの20%のタイプで血液反応ではいっさい異常反応が見られず、
オプションでのマルチスライスCTで幸運にも見つかった!
精密検査結果での医師は恐怖に立たされた私とは相反してニコニコしながら
「手術できるよ!」 と。
膵臓の痛みはないが多くの臓器に囲まれているだけに自覚症状が出た時には
既に他への転移があり手術が出来ないケースが多い。
また、多くの癌は1年に1㎜ほど成長し、10年で10㎜~15mmになり
その後、急激に早い成長となって確認されるらしいが、
膵臓は他の20倍の進行速度な為、発生から末期までわずか1年とか・・・
それだけに毎年の人間ドック(CTかMRI含む)は欠かせない。
依然として癌死亡率トップに入る乳がん・大腸・胃・肺は健康診断レベルでも
早期発見がしやすく完治も充分見込まれるので時間を惜しまず是非やりましょう!
私の手術は人手の少ない年末年始を避けた2014年1月6日に決められ、
その日より逆算して事前の抗ガン治療(毎日の放射線・24時間点滴・内服薬)が
5週間設定され入院しました。
2014年1月6日 手術は9時間かかり、無事終了。
事前の抗ガン治療の成果なのか、癌は瘢痕(がん細胞の全滅)だった!
従って、その後の病院での抗ガン治療の必要は無いが、
知人の勧めで体質改善の為に免疫効果のある漢方をやっています。
4月の展示会は生徒が一団となり、無事開催へとこぎつける事が出来ました!
*次回≪32≫にて、5週間抗ガン治療・手術・漢方について。
私からの チョッとしたお話。