PILLOW TALKING
ピロー トーキング
“ 伝統的デザイン ”
今年は何時に無く豪雪続きの地域が多く、都心でも寒い日が続いています。
それでも東京・杉並では既に梅が満開で
ひな祭りのイベントのお知らせが桃色のチラシに乗せられて入るなど
春が待ち遠しい思いです。
女の子の為のお祝い“ひな祭り”は日本ならではの物。
東京・目黒雅叙園での“百段ひな祭り”をドイツ人の友人と見に行きました。
山形の紅花豪商で栄えた旧家のお雛様やつるし飾りがメインとして展示されており、
古い物では1700年代のお雛さまで、ヨーロッパではレース全盛の時代です。
当時、鎖国であった日本にレースが入る事は無かったのですが、
もしこの時代にレースが入っていたなら・・・
お雛さま様にもレースの世界が組み込まれたかも知れません!
同行したドイツ人はパッチワーク創作者であることから、
色の組み合わせやデザイン、飾り物と夫々の意味にとても興味深く楽しんでいました。
日本の一つ一つの伝統的なこれらの組み合わせ同様に
他国にも同じような意味合いや考え方があり、
レースの世界にも欠かすことは出来ず、モチーフデザインにも意味があります。
バラ、ユリ、ザクロ、ハト、ベル、チャーチウインドウ、シープヘッド、ビーンズ・・・など
また、チューリップやカーネーション、パールなど 時代変化による使われ方があります。
レース作業をしながらもこれらの分析をする楽しみ方が出来るのは
多分、伝統工芸に囲まれた日本文化、歴史好きの日本人ならではかも知れません。
だからこそ、何気なく使われているレースのデザインにもどの様な背景があり、
どの様な意味があるのかを探る楽しさがあるのでしょう。
☆ クリエイティブ・コース 新規スタート のお知らせ ☆
2011年4月7日(木)よりスタート。
詳しくは当ホームページの〈ニュース欄〉にて紹介しています。
◇参考 東京・目黒雅叙園 “百段雛まつり”
1月28日−3月3日
Tel 03-5434-3140
*低温暖房の為、足元の防寒が必要!
ピロートークをしましょう!
私からの チョッとしたお話。
(ページトップのメールにて)
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