PILLOW TALKING
ピロー トーキング
“私のレースの原点”
そろそろイースターで、店にはチョコレートに模られたウサギや卵が並びます。
そして、この頃になると牧草のいたる所で子羊が見られます。
なぜか、お母さん羊の両側に2匹の子羊がいる、写真の様なセットの姿で・・・
私がレースを学んだカークリーホール(Kirkley Hall College)でも見られ、
子羊の頭部と足元はまるで黒墨で塗られたかの様に真っ黒で可愛い!
一年の多くを鉛のように重く低い雲に覆われるイギリスですが
イースター後には延々と続く菜の花畑が緑の芝と壮大なコントラストを描き
確実にイギリスの四季が見えてきます。
日本の様な高い山も無く、何時も目線の高さで自然や四季を感じられる感覚が
レースデザインにおいても豊かな発想が得られる源の様な気がします。
小さな子供がフィギアスケートやバレーで最初に習う事は以外にも表現力と観察力でした。
多くのアーティストがイギリスでレコーディングをしたり、舞台勉強の為に渡英しますが、
きっと表現力・想像力は小さな頃から学んでいる気がします。
日本も四季の豊かな国ですから、気が付いた物や思いをメモするなどして
レースに取り入れられると良いですね。
2010年夏にはイギリスのレースギルド(The Lace Guild)主宰のコンテストがあります。
(*7月開催の2010神戸OIDFAとは異なるコンテストですのでお間違いないように。)
今回のテーマは“Movement ”ですが、本来の伝統的な各種レース部門もあるので、
是非、日本の方も挑戦をしてもらいたいです。
*私のThe Lace Guild 1998 Chairman Award 受賞作品 【SHINE】 は、
月刊誌 家庭画報 6月号(5月1日発売予定)にて
他のティアラやベビー用セレモニードレス&ボンネットと共にご覧いただけます。
ピロートークをしましょう!
私からの チョッとしたお話。
(ページトップのメールにて)
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右遠方に見えるのが
Kirkley Hall College