PILLOW TALKING
ピロー トーキング
“ アンティークレースから学ぶ事 "
ロンドンにあるV&A(Victoria Albert Museum)のTextile室には
イギリスを含むヨーロッパのアンティーク・ボビンレースやニードルレースが沢山展示されています。
展示方法は壁面ばかりではなく、引き出しやブックシェルスタイルでの展示がされており、
自由にラックに移動させて検証したり写真を撮る事が可能です。
*直接レースを手に取ることは出来ません。
イギリスには他にも常時アンティーウレースを見る事が出来るミュージアムがあり、
環境の良さは羨ましい限りです。
日本ではあまりチャンスがありませんが、
先日、箱根ガラスの森美術館にてレースとレースグラス展(2010.11.03迄)があり、
17から19世紀当時の熱狂的なレース人気を感じる事が出きました。
その一つにイタリアでは 巧みな技法で生み出されたレースのベネチアン・グラスが出来たそうです。
現在、一般的に入手できるアンティークレースはそれなりの物で技法面で参考になる事は少ないですが、
デザイン的では、それだけ量販レベルにも浸透した幅広い人気の高さを見る事が出来ます。
それに反してミュージアムでのレースからは、
糸の扱い方や作業の進めい方などが検索できます。
更にデザイン面では、時代の変化や密度・バランスなど、常に確認をしたい部分をチェックできつでしょう。
日本で他国の伝統工芸を学び楽しむ事は大変です。
イギリスの様に機会あればレベルの高いアンティークレースを見に行ける環境があると良いのですが、
難しいのが現状です。
他国語で書かれているレース本であっても、せめて写真を見る事で感性が養われる事でしょう。
大切なのは、良いものを見なければ良さが分からないという事です。
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ピロートークをしましょう!
私からの チョッとしたお話。
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イギリスV&Aレース展示
イギリスV&Aレース展示
ベネチア ブーラノ産レース