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《 35 》

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私からの チョッとしたお話。


“ イギリスで受賞! ”



2016年7月6日午後、自宅講習中に郵便配達からのベルが鳴り、

出てみると、ポストに入らないと封書を渡されました。

確かに封筒には “Please do not bend”  と・・・

そして差出は待ちに待っていた あの  The Lace Guild.

不安ながらも開けてみると,中には受賞証明書とレターが入っていました。


やった!!!



イギリスのレース協会である The Lace Guild は三年毎にコンペティションを開き、

トラディショナル・レース各種部門と毎回決められたテーマに合わせた部門との

大きく二つに分けられています。

*2016年度のテーマは “Let's Celebrate” でした。



今回、私がエントリーしたのは

伝統レース部門クラス: 〈Point Ground Lace ポイントグランド レース〉 で

Bucks Point Laceバックスポイント レース)のハンカチです。

何故、ポイント グランド レース部門なのかというと、イギリスには一般的なバックスポイントレース以外に

ホニトン地方で作られていたトローリーレースポイントグランド レース 等が含まれるためです。




受賞作品について

作品名  Lovely Promenade (Mother and baby turtle swimming together)
作品 コーナー付ハンカチ
レース種類  Bucks Point Graund Lace (バックス ポイント グランド レース)
エントリー部門 クラス  Point Graund Lace (ポイント グランド レース)
受賞内容 Medal of Excellence and Val Gurney Trophy
デザインのポイント 澄み切ったワイキキの海でのんびりとぷかぷか泳ぐカメの親子を
デザインにしてバックスのレースに仕上げました!



私の健康問題から見ても、今回のエントリーには一際の思いがあり、

また、大好きなイギリスのバックスレースを携わって来た一人として、

一度はこのトラディショナル部門で獲得したかった賞でした!


多くのバックス ポイント レースは主にフローラルのデザインが多く、

その点ではイギリスにあまり馴染みのないカメはどう受け取られるのかと

少々気がかりではありましたが、親子のカメのデザインは

今までの私のデザインの中でもかなりのお気に入りです。


パターン作製とワークについては、かなり難しく、

何度も何度もサンプルを作り、

その都度、パターンを訂正して・・・

大の苦手な最後のマウンティングでは、本当に苦労しました!

スロベニアOIDFAに行く準備もあり、投函したのは締め切り2週間前。 間に合った! 



レースギルドでは、コンテストにエントリーするレースが本来のレース種目の

既定の枠に収まっておらず、残念にも適正なエントリーと見なされないので

充分に気をつける様にとのアドバイスが会報誌に記載されています。

つまり

デザイン、パターン作成、レース作業(スタート&フィニッシュ含む)、マウンティング方法などが

エントリーしたレースに合った方法で進められる事が大事という事です。

もし額に入れてあったとしても取り出して、適切な作業なのか

レース裏側をチェックすると、厳しいジャッジである事を伝えています。



会場に行ってみると、日本からも多く参加をされています。


尚、The Lace Guild コンペティションはボビンレースとニードルレース以外の

タッティング部門、クローシャー部門(かぎ針レース)、カリクマクロス部門など

幅広いレースに対しての設定があります。

是非、またいつの日か 日本の方がチャレンジをして、受賞される事に期待しています。
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